ヤギといえばポズナン

ポズナン旧市街のかわいらしい建物。その横にある白い市庁舎の上の方を見てください。特に12時頃になるとたくさんの人たちが集まって、今か今かと待っているのは、ポズナン名物のヤギさんです。
時間になると時計の上に2頭の白いこやぎの人形が登場して、あたかも角を突き合わせているかのような格好をします。すばらしいルネサンス様式の市庁舎は、16世紀の中欧を代表する建築家ジョバンニ・バッティスタ・ディ・クアドロが設計したものです。ポズナンのゆるキャラに2頭のヤギって案外いいかも。昔からポズナンっ子に愛されてきましたが、もちろん今では世界の観光客の人気者にもなっています。

左はポズナンの旧市庁舎。右上はヤギと大時計

でもどうしてここにヤギの人形があるのでしょうか?
それは1551年に市庁舎の大時計を取り付けた記念の宴に供されるはずだったヤギ2頭が、今人形のある場所まで逃げていったことに由来するのだそうです。さて、市庁舎ですが、今はポズナン市の千年の歴史の変遷を学べるミュージアムになっています。 時間があったら一度見学してみてくださいね。

ポズナン市歴史博物館 (Muzeum Historii Miasta Poznania) 
住所: Stary Rynek 1
開館時間: 
土日11:00-18:00 
火~木 9:00-15:00
(6/16から9/15は11:00-17:00)
金12:00-21:00

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