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ワルシャワからの小さな旅 – ウッチの世紀末にタイムスリップ

ワルシャワの南西約100キロにあるウッチは、芸術的なグラフィテイが街のあちこちにあります。特別に写真を撮るつもりがなくても、ちょっと歩くとあっちの壁、こっちの壁にこんなウォールアートが。ワルシャワからちょっと足をのばしてワンデートリップはいかがでしょうか?

リアルなおばあさんの横顔にびっくり

 次はウッチのメインストリート、ピオトルコフスカ通りにあるグラフィティ。ピオトルコフスカ通りは全長約4キロ近い大通りで、この町を築いた富豪たちの旧邸が並び、お店やカフェ、レストラン、銀行などが続き、通りの終わりにはヴォルノシチ広場(Pl. Wosności)があります。

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ポーランド語でウッチは船を意味するので、その由来である船が描かれています

そのほかにも、ピオトルコフスカ通りの交差点から。

 ピオトルコフスカ通りからちょっと先を見るとこんなのも

↑ピオトルコフスカ通りの交差点から。

この後、近くにある市営墓地にも立ち寄ってみました。

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ロシア正教の信徒のお墓

この市営墓地には、ポーランド人だけでなくドイツ、ロシア、ユダヤの人々の墓碑が並んでいます。四文化の交差点としてのウッチを垣間見ることができる場所のひとつといえるでしょう。入り口のすぐにはこのようなロシア正教のお墓があります。

市営墓地から

墓地を散策するというのはちょっと妙かもしれませんが、日本の墓地とはだいぶ雰囲気が違い、一つ一つの墓碑銘や没年、時には生前の写真が入ったお墓などもあり、19世紀から20世紀にかけてウッチに生きた数多の市井の人々の姿が浮かび上がってくるようにも思えました。 労働者、資本家というの差に関係なく、母、妻、娘、父、夫、息子とよばれた見ず知らずの人々が、小村からポーランドのマンチェスターとよばれたウッチの大繁栄の時代、2つの世界大戦、そして社会主義の時代を生きた軌跡を、ひとつひとつの墓碑に感じながら市民墓地を後にしました。    

下の写真は大資本家シャイブラーの霊廟です。ウッチの産業革命時代を知るには、アンジェイ・ワイダ監督の映画「約束の土地」をごらんになればイメージしやすいでしょう。その昔、寒村を一大産業都市へと成長させた資本家たちの財力がどんなものだったかが想像できますね。  

シャイブラーの墓所

中世からの何百年もの伝統があるほかの都市とはまったく違った楽しみ方をしてみたいウッチ。ぶらり歩きの最後に、レンガ造りの旧紡績工場を再生利用したショッピング&アミューズメント施設Manufakturaマヌファクトゥーラに立ち寄って、ポーランドの老舗チョコレート店Wedelでホットチョコレートを飲みました♡ お味はかなり濃厚でゆるく作ったチョコレートムースのような感じです。

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マヌファクトゥーラには人気のレストランGalicjaがあります。

  4文化の交差点ウッチでアート&歴史を愉しむ小さな旅行をしてみませんか?

鉄道を利用すればワルシャワから2時間程度。また、早くて安い移動方法はバスもあります。バスはオンラインでチケットの予約・決済ができるものが多く、早割があるので早ければ早いほど安く購入できます。 
FLIX Bus : https://www.flixbus.com/bus-routes/bus-warsaw-lodz Modlin Bus:https://www.modlinbus.com/


もっとウッチを知りたいなら→
ウッチのマヌファクトゥーラ(当局HP)
ウッチの歴史について(当局HP)