
日本時間3月14日早朝、新型コロナウイルスによる世界的感染拡大をうけて、ポーランド政府は緊急事態を宣言しました。これにより2020年3月15日午前零時より10日間、外国人のポーランドへの入国が制限されます。ただしポーランド国籍保持者は規制対象外となるほか、ポーランド人の配偶者、またポーランド国籍保持者の子女、Karta Polakaの所持者また永住権、在留資格、就労許可を持つ外国人も対象外になります。
国籍に関係なく、この期間にポーランドに入国する場合、すべての人が14日間の自宅隔離の対象となります。この規制に従い、空路・陸路における国際線はすべて運航・運行中止となりますのでご注意ください。
商店の営業については、3月14日土曜日から、ショッピングセンターの営業も規制の対象になり食料品店、薬局、ドラッグストアー、クリーニング店のみが営業。またレストラン、パブ、クラブ、バー、カジノは少なくとも14日間営業規制の対象で、店内での飲食は不可、デリバリーとテイクアウトは規制対象外です。トレーニングジム、プール、ダンスホール、フィットネスクラブ、博物館、図書館、映画館も閉鎖されます。なお、この規制は状況によっては延長となる可能性もあります。
催物に関しては、50名以上が集まる集会で、一般や公的、宗教関連などの室内外で行われるものすべてが規制対象になります。
このウイルスの感染拡大が早期に終息することを願ってやみません。今後も新しい情報が入り次第、お知らせしたいと思います。