ポーランドに詳しい方ならすぐにピント来ると思いますが、今日のテーマであるグダンスクはポーランド北部の中心都市で、ヴィスワ川がバルト海にそそぐ河口のデルタ地帯に発達したグダンスク湾を臨んでいます。13~14世紀にはバルト海沿岸地域の貿易の窓口となり、ヨーロッパ北部経済圏を支配したハンザ同盟の一員として繁栄を誇った歴史を持っています。現在もポーランド北部の顔といえる歴史・文化・観光の拠点都市です。

ポーランドに詳しい方ならすぐにピント来ると思いますが、今日のテーマであるグダンスクはポーランド北部の中心都市で、ヴィスワ川がバルト海にそそぐ河口のデルタ地帯に発達したグダンスク湾を臨んでいます。13~14世紀にはバルト海沿岸地域の貿易の窓口となり、ヨーロッパ北部経済圏を支配したハンザ同盟の一員として繁栄を誇った歴史を持っています。現在もポーランド北部の顔といえる歴史・文化・観光の拠点都市です。
ゴルブ=ドブジンGolub-Dobrzynはトルンからバスに乗ると1時間余りでアクセスできる古城の街で、ポーランドの田舎歩きを体験してみたい方におすすめです。ショパンは1824年にゴルブを訪れました。小高い丘にはゴシックレンガの厳つい雰囲気の城が見えますが、ここの最後の所有者はショパン家とゆかりの深いスカルベク伯爵家だったのはあまり知られていません。 続きを読む
2022年6月16日はポーランドではカトリックの聖体節という祝日になっています。
この聖体節に関連した行事は各地でいろいろとあり、ワルシャワの西にあるウォヴィチのプロセッション(行進)は良く知られています。今日はもう一か所ご紹介したいと思います。
ポーランド中部のスピチミェシュという村の花の道です。
こちらが公式サイト(英語)です。写真もたくさんの載っているのでぜひごらんください!
https://spycimierskiebozecialo.pl/en/corpus-christi-2022/
そういえば、多分10年以上前に一度この花の道がついて書いたことがあったのですが、ほとんど話題にもならないまま時間が過ぎてしまったという感じでした。それが去年の暮にユネスコ無形文化遺産に登録されました。無形文化遺産に登録されるには、その「伝統」が今まで絶えることなく続いていることを科学的に証明する必要があり、多くの書類のほかに動画を添付するなどしてやっと登録となったそうです。
ユネスコ無形文化遺産スピチミェシュの花道
いなかの一年中行事であった聖体節の「花の道」ですが、実は200年余年もの歴史があり、地域の住民は聖体節の前になると総出で花道を作るのがしきたりになっています。もとは19世紀初めのナポレオン戦争に時代にナポレオン軍が村を通過すると聞きつけて村民が花道で歓迎しようとしたことから始まるそうですが、その時はあいにくナポレオンが違う道を通ったので、ナポレオンを歓待しようとした村民の花の道を見ることはなかったとか。
聖体節の前になると村人は家の庭や野原に咲く花をいっぱい集めます。ほかにも葉っぱ、砂、苔、草、麦の穂なども材料になるんですよ。これらを事前に作り上げた下絵の上に色のバランスを考えながら置いて行くことで1キロメートルを超えるすばらしい花のじゅうたんが完成するのです。聖体節には神様が祭壇から降りてくるといわれていて、神への敬意を込めて大人から子供までみんなが協力して作り上げて行きます。
ユネスコ無形文化遺産の登録によってポーランド国内はもとより、外国からも多くの信徒や旅行者が聖体節の日に年に一度だけしか見られないこの美しい花道を見に訪れるようになりました。
みなさんも来年お出かけになってみられませんか?
https://spycimierskiebozecialo.pl/en/corpus-christi-2022/
やっとみなさんに2022年のポーランドフェスティバルのご案内ができるようになりました。毎年足を運んでくださっている皆さんも多いと思いますが、今年6/18にまたお会いできるのを楽しみにしています!ステージイベントはインターネット配信されるので遠方の方もご参加くださいね。 続きを読む
みなさん、こんにちは!
今日はワルシャワの野外ショパン・ピアノコンサートの話題です。
この2年間、コロナウィルスの流行で中断を余儀なくされましたが、今年はやっと待望のコンサートが5月15日に開催されました。これまで通り、毎日曜日に開催予定です。 続きを読む
みなさん、こんにちは!
以前、弊局ブログでもご紹介したメゾン・ワルシャワの新しいイベントが今月開催されます。
今回はウクライナから避難している人々への支援がテーマです。
ポーランド人シェフのドミニカ・ジョルダノさんがウクライナとポーランド料理をご用意して、なんと2000円でバイキング形式で召し上がっていただけるというスペシャル企画です。
すべての収益金は、ポーランド人ジャーナリストのトマシュ・ゴラズドフスキ氏を介してすべてがポーランドに避難中のウクライナ難民支援に役立てられます。
ウクライナからポーランドに到着した避難者の多くは、物資と金銭面での援助を必要としています。そのニーズに対応するように、皆さんもご存じの通り、ポーランド国内の多くの団体がボランティアで支援活動や募金活動を行っています。
協力:ポーランド政府観光局/ ポーランド広報文化センター/ YUKUIDO工房
★Dominika Giordano ドミニカ・ジョルダノ | シェフ
仕事中のドミニカ・ジョルダノさん
元ポーランド領事としての異色の経歴を持つシェフ。現在は上野で洗練されたポーランド料理を愉しめるメゾン・ワルシャワを主催。食を通じてポーランド文化を広げることをミッションにしています。日本テレビOha4ではメゾン・ワルシャワのポーランドの名物スープ「ジュレック」が紹介されました。
Twitter : @maison_warszawa
instargam : @maison_warszawa
ウクライナでの紛争が始まって以来、シェルターや物資の提供を行うなどウクライナ避難民の援助に尽力している。現在、難民のための空き家リノベーションプロジェクトにも携わっている。
予約受付中 (当日払い)
今週の月曜日からポーランドへの入国規制が大きく変わりました。 続きを読む
こんばんは。いかがお過ごしですか?
先週からウクライナ情勢がとても気になっています。
日本テレビにも登場したポーランド料理店メゾン・ワルシャワは、毎月新しいテーマでポーランドの食を紹介する期間限定レストラン。😉
食材に一切妥協のない、料理作りを愛する💗ハートがいっぱい、そして美的で美味なポーランド料理が楽しめる日本でたったひとつの場所です。
メゾン・ワルシャワ
7月は次の日程で営業です。
2022年 19:00 – 21:00(L.O.20:00, 21時に閉店)
7/15 (金)
7/16 (土)
7/23 (土)
詳細情報&ご予約はhttps://coubic.com/atelierdominika
後援:ポーランド政府観光局